住宅の中で一際目につくもの。。
それは『壁』です。
壁には様々な要素が盛り込まれていると思っています。
窓が付いている壁、飾りをして楽しむ壁、アクセントの壁紙で一面を目立たせる壁、何もない壁…などなど。
いろいろな表情を作り出す壁について、その中でも今回はアクセントの壁について考察していきたいと思います。
アクセントの壁とは、文字通りその壁だけを目立たせることを言います。
その表情を形作る手段としては、クロスやタイル、石やレンガなど様々なアクセントがあります。
一番簡単で人気なのはクロス（壁紙）でのアクセントではないか。
いろいろな壁紙があるので、住む人の個性に合わせて選定していけば空間が楽しくなってきます。
同じようにクロスの色を変えているが、こちらはあえて独立した壁の形状にすることでよりアクセントを際立たせている。
次にあげるのは、「エコカラット」です。
エコカラットとはLIXILの商品で、調湿効果に優れた内装壁機能建材です。
寝室や水廻りの一部に使用することで、湿気を防ぎ消臭効果にも期待が出来るとても優れた製品です。
参照：LIXIL
TVボードの背面に貼ってアクセントとして演出することもあります。
ちなみに事務所の壁にも貼ってあります。
次は「石貼り」によるアクセントです。
参照：NCN
玄関入った正面をアクセントとする手法があり、そこに自然風味溢れる石を並べると風情漂う空間となります。
参照：アトリエプラス
こちらは自然の石を職人のセンスで貼り合わせていったアクセントです。
一つとして同じ形がないため、貼る人によりいろいろな個性が出るのも特徴です。
このように、ひとえに壁と言っても色々な見え方、見せ方があります。
アクセントの壁というだけでもいろいろな手法がありますので、ぜひいろいろな素材で自分なりのアクセント壁を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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