2021年に入り2回目の緊急事態宣言が発令されました。
2020年から続くコロナ禍の状況で、皆さんの生活様式は大きく変化してきていると思います。
家にいる時間が前よりも多くなり、仕事とプライベートの両立もしていかなくてはいけない世の中で、建築の考えもそれに合わせて順応していかなくてはいけません。
そこで、今回はコロナ禍におけるライフスタイルのポイントを考察していきたいと思います。
■家でのコロナ対策
外出時にはマスク着用のもと対策を施している方が多いと思いますが、重要なのは、外の菌を家の中に持ち込まないことだと思います。
そのためには、うがいや手洗いはもちろんの事、外で着た洋服等の消毒なども徹底していかないといけないのではないでしょうか。
そのための手段として、玄関近くの手洗いスペースがとても有効になってきます。
一般的にはお風呂場の脇に洗面台があり、そこで手洗い等をするのが多いと思いますが、玄関から遠い場合にはどうしてもそこまでの経路が気になります。そこで、玄関近くに小さくてもいいので独立した洗面台を設置するのがいいのではないでしょうか。もしくは、トイレとセットで洗面台を置いて、ラグジュアリーな空間を作ってもいいと思います。


参照:LIXIL
玄関わきに洗面台を設置の際は、自動水栓の方がよい効果的な対策にはなります。
手動であると、せっかくきれいに洗った手でまたレバーを触ることになるので、自動であれば触れずにすむので衛生的です。

参照:Gimify
また、外出時の衣服を着たままリビングに行くよりは、出来れなコート類などは玄関で脱いでからの方がいいのではないでしょうか。
そのためには、玄関近くにSIC(シューズインクローゼット)があれば、そこにコート掛けスペースを作るのがいいと思います。または、既製品の下足入れでもコートを掛けられる仕様のものもあるので、それらを活用するのはいかがでしょうか。


参照:Panasonic
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